MEMORIA メモリア
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初、アピチャッポン・ウィーラセタクン。めちゃくちゃ贅沢な時間の使い方。めちゃくちゃ固定カメラの長回しで、時間止まったかと思うところ多数。話はあんまりわかんなかった。贅沢。 『MEMORIA メモリア』 (Memoria) は、2021年のタイ・コロンビア・フランス・ドイツ・メキシコ・中国合作のドラマ映画。監督はアピチャッポン・ウィーラセタクン。主演はティルダ・スウィントン。共演はエルキン・ディアス、ジャンヌ・バリバール、フアン・パブロ・ウレゴ(英語版)、アグネス・ブレッケ、ダニエル・ヒメネス・カチョ(英語版)ら。 本作は第74回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、ナダヴ・ラピド監督の『הַבֶּרֶךְ』と共に審査員賞を受賞した。 本作は批評家から絶賛されている。Rotten Tomatoesでは12個の批評家レビューのうち92%が支持評価を下し、平均評価は10点中8.3点となった。MetacriticのMetascoreは11個の批評家レビューに基づき、加重平均値は100点中91点となった。サイトは本作の評価を「幅広い絶賛」と示している。
『ガーディアン』のピーター・ブラッドショー(英語版)は、映画に満点となる5つ星を与え、「静かな写実主義と神秘性を排した映画言語、この監督(ウィーラセタクン)は、生者と死者、過去と現在、現世と異界が隣り合わせに存在する世界観を完全に観客に納得させることが出来る。」と評した。『ロサンゼルス・タイムズ』のジャスティン・チャン(英語版)は、「試写室の床に顎を打ち付けられるような結末」と形容し、カンヌで上映されていた他の作品に無い魅力を放っていたと語った。
『バラエティ』のピーター・デブリュージュは、本作のストーリーを「ジェシカが耳にする破壊的な音は、ある種の警鐘であり、"人が死んだら何が残るのか"、"各場所で人々が目撃した全てのものは化石の痕跡のようなものになるのか"という、人間が説明できない世界の次元に彼女を強制的に引き込む。」と表現し、「作品の不穏な音はウィーラセタクンが体験した繰り返される騒音から着想を得たもので、ペドロ・アルモドヴァルの『ペイン・アンド・グローリー』での耳鳴りの扱いを想起させるが、ここでは、個人的な診断を共有して観客の共感を呼ばせるというよりは、不快な病気を観客にそのまま負わせているようで、予測不可能な大音量の聴覚的爆発を小さなテロ攻撃として組み込み、その他の部分の禅的な体験をあえて遮ぎらせている。」と評した。 脚本 アピチャッポン・ウィーラセタクン
製作 アピチャッポン・ウィーラセタクン
公開 フランスの旗 2021年7月15日 (カンヌ国際映画祭)
日本の旗 2022年3月4日
上映時間 136分
製作国 タイ王国の旗 タイ
コロンビア
フランスの旗 フランス
ドイツの旗 ドイツ
メキシコの旗 メキシコ
中華人民共和国の旗 中国
言語 英語
スペイン語